2016年1月20日水曜日

スペイン旅行記その8 絵画編

1月15日(金)の朝は寒さで目が覚めた。ウサ・プリンセサ・ホテルは寒いぜ。でも、朝食はまあまあイケてる。午前中は美術館巡りなんで遅めのスタート。移動も少々楽。
時間潰しにスペイン広場へ。ええっ、きのうも行ったよなスペイン広場って思ってたら在スペイン日本人ガイドのヤナイさんが、スペインの各都市に必ずあるのがスペイン広場だそうだ。なるほど、、、。
広場にあるコロンブスの記念碑、ちょっとわかりにくいが一番上の丸いのが地球でそれを支える7人の女神が7つの海を表してるそうだ。
 で、この位置から反対側を見るとスペイン王宮が見える。今は公務に使われてて、王様はここから16kmほどはなれたところに住んでて公務がある日は通勤をしてると言う。
 美術館が開くまでは時間があったので免税店に連れて行かれたが我が家は興味がなく、ただブラブラしただけ。
最初に見るのがソフィア王妃芸術センター。
 入口とエレベータは近代的だけど、実は古い病院だったところ、それも精神病院だそうだ。各部屋の鉄格子がその証。
余談ですが富山の近代美術館が近々新築移転するけど、ここを見てしまうとどこかの古い建物を使って欲しかったと思うよ。旧大和とか今の電気ビルとかね、あっ、ローカルな話題で失礼。
そして地元の園児や小学生や中学生がいっぱい見に来ていて。絵の前に座って、思い思いのことを喋ってもらって会話を膨らませて行くらしい。だから絵の事はわかんなくていいそうだ。こんな授業は楽しくていいな〜、羨ましいよ。
この美術館の主体はピカソ。当然、ピカソの絵の写真は×。
有名作品の「ゲルニカ」を最初に見せてもらうんだけど、ヤナイさんの解説が非常にわかりやすくて為になります。ヤナイさんはそうとう絵に詳しいガイドさんです。


その他の作品は写真を撮ってもいいそうです。
シューレアリズムを代表するサルバドール・ダリの「大自慰者」。ダリのお姉さんを題材にした「窓際の少女」の前には園児達が陣取って、なんか盛り上がってました。このほかにもダリが作品はいっぱい。中には富山近代美術館で見たものもありました。
 この他にもマネの絵やロバート・キャパの写真などスゴい作品で溢れ返ってます。
次はお目当てのベラスケスを見にプラド美術館に行きます。ここは全館撮影禁止です。
なんで美術館の入口だけをお見せします(笑)
 ヤナイさんにラス・メニーナスを見たいって言ったら真っ先に連れてってくれました。
ここでのヤナイさんの説明はスゴかったです。絵が楽しくなります。
ベラスケス、ゴヤ、ルーベンス、エル・グレコ、2時間以上観賞したのですが時間が全然足りないっす、あと2日くらい必要です。なんですかこの貴重なる貯蔵品の数は。

絵を見てるだけなんですが、腹は減ります(笑)
ランチは2種類のパエリア食べ比べです。
 見た目は良いですが、日本で食べるパエリアのほうが美味しいです。またローカルになりますがVila Qurataさんか祢保希さんですね、パエリアは。
 街の自転車屋さんもオサレ。
午後からは自由行動組とオプションでトレド観光組に分かれます。
我が家はツアー直前にオプション参加表明。



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