2009年4月19日日曜日

教授が来た


坂本龍一教授の初めての富山ライブ。
普通ならば入場ゲートで、カメラやレコーダーなどのチェックがあるのに、なぜか何も無い。
かと言って、おもむろに写真を撮るわけにもいかない。
演奏が始まって4曲目くらいだったろうか、教授のMCが始まる。「次の曲は写真を撮ってください」と、、、。おおっ、マジですかって感じ。どうやらピアノ演奏とお客さんのシャッター音のコラボレーションだそうだ。
粋な計らいと言うか、粋なアイデアと言うか。
その瞬間、出すわ出すわデジカメや携帯カメラ。
観客席全体がディスプレイの明かりで埋め尽くされるのも、なんだか新鮮だった。
オレも興奮しなが撮りまくったんで、この曲だけは全然覚えていませんです、ハイ。すいませんね教授殿。

ピアノが2台あって、1台は教授が弾き、もう1台のピアノは無人で、教授のピアノとシンクロで演奏されている。加速度センサーなるもので指のタッチを信号化して、無人ピアノが演奏されてるらしい。
タイムラグもなく、ちゃんと綺麗にユニゾンされているのも不思議。
いろいろな仕掛けも素晴らしいけれど、演奏される楽曲がホント素晴らしい。
ミーハーではあるが、『メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス』は圧巻だった。
たっぷりと2時間、坂本龍一ワールドに引き込まれ、この余韻は3日経った今も続いてる。
チケットを取ってくれた、きんたさんありがとうございました。

2 件のコメント:

やっさん さんのコメント...

あー、今月初めにうちの町にも
来てコンサートしたんですよ、教授。
行きたかったなあ。

そういう趣向だったんですね。
カメラタイムがあって、みんな携帯で
写真撮ってる異様な光景の話を
聞いたので..

スナ さんのコメント...

次、近くに来たら行ってみてください。