初めてジーンズをカッコよく感じたのは映画雑誌で見たスティーブ・マックイーンの写真だった。テレビで放映されてた「大脱走」を観てマックイーンのカッコ良さに痺れて、映画雑誌(立ち読み)を見てもマックイーンの記事や写真にしか興味がなく、それで目にした数枚のジーンズ姿の写真が憧れとなった。それが小6で、実際に履き始めたのが中学生になってからで、BOBSONかBIG JOHNが人生初ジーンズだったと思う。親にせがんで買ってもらった。お袋が洋裁をやってたから、ジーンズに合うジャケットも作ってくれたのもよく覚えてる。
映画とジーンズを語る上で必ず出てくるのがマーロン・ブランドの「乱暴者」とジェームス・ディーンの「理由なき反抗」、前者がLevi's501XX, 後者がLee101なのは有名な話。どちらともカッコいい。Wrannglerがいつ?どの?映画から登場したかは勉強不足で残念ながら知らないけど、たぶんウエスタン映画だろうと推測が出来る。カウボーイやロデオ、アメリカ西南部あたりをテーマにした映画にはWranglerの登場率が高い。
古い映画ではなく比較的新しい映画、それもWrangler視点で。
2013年「ダラス・バイヤーズ・クラブ」でのマシュー・マコノヒーは役柄上少し減量してるので、Wranglerデニムの姿は若干オーバーサイズ気味だけど、これが実にカッコいい。さらに目を奪われるのはチェックやストライプのウエスタンシャツ、もちろんWrangler製。カウボーイハットとウエスタンブーツもたまらんね。
2005年「ブロークバック・マウテン」ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールのW主演。この二人がジャストフィットなWrangler姿を見せてくれる、ワーク系のデニムシャツやデニムジャケットの着こなしも最高だな。頭のてっぺんからつま先まで完璧、こんな着こなしをしたくなるね。
2023年「東京カウボーイ」井浦新がWrangler姿を披露している、演出上最初はちょっと浮いた感じだけど少しづつ馴染んでくのが面白い。プロの役者魂を感じるね。劇中Warnglerのショップが出てくるので目をまん丸にして観てた。