2021年10月23日土曜日

サイドマン

10月14日、HOTEI 40th Anniversary ~Double Fantasy Tour~ "BLACK or WHITE ?"  金沢本多の森ホール。実はこのライブは2DAY'Sで完結、7月の予約抽選時に1日目のBLACKだけに申し込んだ。なんせ2日分申し込むと相方分のチケット代金、手数料やらを含めるとほぼ5万円、こりゃ無理だわ。抽選は当たって2枚分をクレジット決済。7年前のローリングストーンズのライブにいきなりゲスト出演した時以来でソロライブは初めて。7年前の記事はこちら

会場はコロナ対策もあり、席はひとつ間隔。指定された席はミキシングコンソールの真横で音響的にも視覚的にもバッチリ。席間が広いからカラダを動かしやすい(笑)後部座席はまだ空席がある状態だった。公表されてるセットリストを見て解ってても、始まるや否やテンションマックス、これは予想以上やった。演奏が進むにつれ、目と耳を奪われたのは意外にも、もう一人のギタリストだった。黒田晃年、この時初めて知った。布袋自身MCでも言ってたけど、布袋の弾くカッティングやメロディの隙間をジャストのタイミングで埋めていくのが最高に痺れた。ホント最高のサイドマンである。久しぶりのギターロックはほぼ2時間で終演。なんか急に2日目WHITE も見たくなったぞ。当日券もあるとアナウンスしてるではないか、翌日の仕事次第だけど、観れるチャンスはありそうだ。

興奮冷めやらぬ10月15日、朝から仕事をせっせと終わらせて、webで当日券を予約して金沢へGO! セットリストを見るには2日目WHITEの方が知ってる曲が多いのも興味津々。さらには最高のサイドマン黒田晃年から目が離せないし、、、。当日券でも音響も視覚もバッチリな席だった。当たり前だけど、始まる前からテンションあげあげ。最初の3曲でほぼノックアウト状態(笑)中間のアコースティックタイムの後、お目当ての「POISON」。その間奏ソロの前半部をサイドマン黒田が弾いたのにはビックリで布袋の粋な計らいに感謝だ、魂の音が伝わるぶったまげるソロだった。

大興奮冷めやらぬ翌日、ネットで黒田晃年を調べてみた。まだWikipediaには記事がなかったけど、かなりの仕事っぷりのギタリストだとわかった。ソロアルバムも数枚出しててビックリ。今まで知らなかったのはかなり損した感じ。そして言えることは相当なギター馬鹿ってことだ。布袋がMCでも言ってたけど札幌での布袋ライブを観に行った黒田が感動して、そこからギターを始めて布袋のサイドマンを目指したと言う逸話が凄すぎるのだ。最初からサイドマンという立ち位置を選択する、まだ43歳(たぶん)これからが楽しみすぎるギタリストを知れたのは大きな収穫だった。サイドマンにここまで痺れるのも稀なこと。優秀なサイドマンは大好きだ。もしオレが中坊時代に布袋寅泰を観てたら、同じようにサイドマンを目指して頑張ったかも知れないな、結果は付いて来なかっただろうけど(笑)それだけギター小僧達を魅了する兄貴布袋寅泰なのだ。ソリッドなロック・スピリッツは最高だな。



0 件のコメント: