ラ・トータスのイベントでメンバー・ビジター総勢24名で乗鞍エコーラインに走りに行って来た。
大会やフリー走行で延べ20回以上は走破している道だ。
オレは健脚メンバーに入れてもらって、天気がよければエコーライン(長野県側)を登ってスカイライン(岐阜県側)を下って、高山〜古川〜宮川〜猪谷〜大沢野まで自走する気満々でいたけども生憎の天気で、スカイラインが通行止め。結局、新メンバーのサポートをしながら大雪渓往復を目指す事にした。スタートの鈴蘭から三本滝までは小雨、しばしの休憩を挟んで、土砂降りの中、位ヶ原山荘まで、この間約2時間。
先行してた健脚メンバーが下山してきて合流するも、寒さでかなりの疲弊。歯がガチガチぶつかりながら音をたてて体全体が震えていた。ここから県境までの稜線沿いは冷たい風雨らしく、最終グループはココ(位ヶ原山荘)で引き返すことになった。しかし、残る先行メンバーに伝達されてなかったので、オレひとりで上部を目指した。たしかに稜線沿いは寒くて厳しく、高負荷な運動量のわりには体が温まらず冷える一方だ。下山するメンバーとすれ違うが、何人居るか把握してなかったのでさらに上を目指したら県境1km手前で6名くらいのパックとすれ違った。これが最終と判断して、とりあえず県境で引き返すことにした。風を避けれる所でカッパと長指グローブで防寒対策してから下山するもほとんど役立たずな感じ。パンクだけは避けたいので慎重なライン取りで行きたいけど、ブレーキが、、、。なんとか位ヶ原山荘まで辿り着くと、まだ2名が畳平のレストランに居たと電話連絡が取れてた。とりあえず安心して下山することに。途中、足の吊る人や握力が限界な人、ブレーキパッドが擦り切れて無くなった人、パンクした人に声掛けしながらなんとか無事に下山をした。しかし、畳平の2名は来ず、電話連絡すると痛恨のルートミスを犯し、スカイラインを下山して門番にこっぴどく怒られたらしい。とりあえずは全員無事で良かったけども、反省点だらけのイベントとなった。ひとつ間違えると低体温症などの命に関わる問題ではある。