2014年7月6日日曜日

形見分け

今、4本のギターを所有。
内、2本は故人の形見分けで譲り受けた。

左のアーチトップは伯父が若かりし頃使ってたもの。大正琴を作ってたメーカーがギターをしばらくの間だけ制作したらしいが今は現存しない。資料がなく調べる術がないけど、オレがまだ幼少の頃、伯父が弾いてたのを覚えてるから'50年代の物には間違いはなさそうだ。譲り受けた時はとても弾ける状態ではなかったのでレストアに出した。糸巻やブリッジの交換、フレット打ち替えとインレイ細工を施したのでちょっと高く付いたが、枯れたいい音を出してくれます。トップはシダーかスプルース単板でバックは虎目が綺麗なメイプル材と思われる。リペア塗装は自分でした。

右は去年亡くなった親友のもの。
40年弱放置されてた割にはネックの反りもなく、健康な状態で譲り受けた。なので修理費用は数千円で済んでホッとした(笑)
こちらは'70年代半ばの東海楽器が制作販売してた Cat's Eye のDタイプでトップはスプルース単板。残念ながら東海楽器も現存してません。
フレットの擦り減り感がまったくなくて、ほとんど弾いてないのだろう、Fコードで挫折したことを伺わせる。てな事を後日談で聞いたことを思い出す。

この2本は時間があれば、なるだけ触るようにしている。

ま、ここまでは書いた通りだが、オレがあの世に行ったら、この4本ギター達は何処へもらわれて行くのだろかと、、、、カミさん曰く「誰に渡せばいい?」って、、、。