彼が亡くなってから、あと1ヶ月で2年が経とうとしてます。その彼とは加藤和彦氏のこと。
中学校3年の秋だったと思う、同級生のI田君に勧められて聴いたのがサディスティック・ミカ・バンドの「黒船」。そのお返しにI田君に勧めたのが四人囃子の「一触即発」。お互いに勧められた方に夢中になったんだわ。今に想えば、ちょうどこの頃、自分の中でコンセプト・アルバムがマイ・ブームだったのか世の中がブームだったのかはわかりませんが、朝昼晩と聴き倒してた。「黒船」「一触即発」日本で初めて成功したコンセプト・アルバムだろうな。
最初は「タイムマシーンにおねがい」のヘビーローテションなんだけど、アルバム全体をじっくりと聴くとハマるんだね、コレが。タイトル曲の黒船、嘉永六年六月の三日間なところとか、去年のNHKの大河ドラマ「龍馬伝」に使って欲しかったなってマジに思う。
加藤氏とミカが離婚して解散に至って、後々再結成する度に、3人のミカが登場するんだけど、ユーミンがミカ??コレにハマる理由もなく、桐島カレンは最初は戴けなかったけど、加藤氏の目の付けどころがいいんでしょうか、唄はイマイチとしても、それはそれで存在感があっていいんじゃない。カエラは好きだから文句無しにいいね。
一昨年、加藤和彦氏が亡くなったとき、過去の画像を見たくて検索してたら、こんなんにぶち当たって目頭が熱くなってしまった。黒のスーツに黒のネクタイ、どなたか存じませんが、やるな。
当然、無人島には持ってくけど、無人島へは「黒船」で渡りたいです。
2 件のコメント:
「黒船」よかったですね。
今のもいいですけど
流石としかいえない。
すばらしい。
加藤和彦も好きですが
ぶっち〜さん>「黒船」わかってもらえて嬉しいです。
この頃の日本のロックシーンって試行錯誤感が丸出しだったけど、楽しかったですよね。
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