2021年2月7日日曜日

スキー学校とオレ

正直言うと「自分のスキーがしたい」

振り返ると25歳の時から37シーズンも立山山麓スキー学校に世話になっている。
育ててもらったことには大変感謝している。本来ならば基礎スキーを習熟しなければならない環境なんだけど、それを中途半端に36歳でテレマークスキーを始めて、ちょっと違う路線を歩き始めた。最初はひんしゅくもんだったろなって。
それでも親方や周りのみんなに迷惑をかけながらも毎冬楽しく過ごさせてもらった。

いずれどこかでスキー学校とは線を引かなければと思ってた。
4シーズン前突然、親方が引退した。ここが潮時と思ったけども、もう少しだけ恩を返そうと思い3シーズンだけ奉仕するつもりだったが4シーズン目に突入。

子供達にスキーを教える根気も薄れたし、レッスン時の膝への負担が大きく、それも原因でフリーライドへの意欲が削がれてる。これをまだ続けるとなると、ほぼ自分のスキーは出来なくなることがわかる。スキー学校から得たものは計り知れない、逆にそれに見合う奉仕が出来たかと言うと自分では判断が出来ない。だけどスキー学校に骨を埋めるつもりはない。

モチベーションや膝が消耗しないうちに、スキー学校と距離を取りながらあと数シーズンだけフリーライド、特にパウダーライドを楽しませてもらいたいのが切なる願いである。


最高の相棒、ベクターグライドのジーニアスは相変わらず調子がいい。こんなジジイでも快楽の世界に一瞬で連れてってくれる。テックビンディンのためちょっと履きにくいのが難点。
その難点を埋めるのに中古のVOLKL ONEをグリップウオーク対応ビンディングで新規投入、それもマンゾクスポーツの久保くんに無理言っていろいろカスタマイズしてもらった。これが実に調子がよくて膝の負担は少ないが、財布の負担が増えた(笑)
本来ならパウダーライドの板は1本でいいと思うが、贅沢にも2本所有してる(笑)
今シーズン、この2本の合計使用時間はせいぜい8時間くらいしかない、そう考えるとコストパフォーマンスが悪すぎ(笑)