片岡義男を読み始めて10ヶ月が過ぎた。なにげに読んだ数を数えてみると短中長編混ざり合うも90冊。人生初の読書ブームとなる(笑)
読みがいのあったものを書き留めておこう。去年8月から読み始めたもので楽しく読めたのがこの6冊。どれも甲乙つけがたいが『道順は彼女に訊く』『撮られる彼女たち』『東京青年』は特にツボにはまった。
20代前半に読んだもので面白かったのは、この3冊が記憶に残る。
どれも美しい女性たちが麗しく登場してるのが好きだ。
ずばり、感覚派である。理論はいつも後付け、それも微妙(笑
ギターやピアノを弾きたいからと言って最初に理論を勉強する人はほぼいないはず、それはカッコ良さだったり、その所作の流麗さだったり、楽曲そのものに魅力を感じたりするわけで、ギターやピアノを弾きたいってこと自体が感覚だからだと思う。そこで感覚を養わない人は挫折を味わってやめてしまう。それとは逆に感覚を養い、さらに磨きをかける人は上達が見られる。そこに努力が必要な人とあまり必要としない人がいる。なんか不公平には感じるが否めない。努力が必要な人は少し理論を勉強するけど、その理論を素直に受け入れられる人と邪魔に感じる人が出てくる。後者はいわゆる「アタマでっかち」に陥る。「アタマでっかち」と感じたら理論の勉強を直ぐにやめた方がいいと思う。「アタマでっかち」のなにがいけないのかと言うと、ほとんど進歩がなく達成感(成功体験)を得られず、いつも悩みを抱えてて自信を無くしてしまう場合が多い。ここはあまり考えずにドーンと勇気をもって構えてほしい。要は理論は後付けでいいと思う。まずは感覚を養いたいところ。
去年の暮れに6弦ウクレレを買った。ミニギターと言う場合もあるらしいが、、、。ギターだとフレット幅やネック幅が広くて指が届かないけど、6弦ウクレレなら全てが小さめ作ってあるから、なんでも出来そうな気がする。同じ頃GypsyKingsをコピーし始めた。これが実に楽しい。ギターだと難しいだろうなって思う運指が割と楽に出来る。今まで手こずってた運指がスムースになるってことは、より音に集中しやすくなるってこと、そしてより感覚的に弾けると言うことになる。ある意味道具選びも感覚なのだと。
最近、国内外のビッグアーティストが天国へのドアを開けて向こう側に召されてる。書きたいことはいっぱいある。特には高橋幸宏なんだけど、あえて、鮎川誠について書こう。
中学を卒業して高校に入学、そして2ヶ月たらずで退学。退学したあとはなにも目標がなくただ漠然と彷徨ってた。1日がとても長く退屈だった。父親の同業者の愛知県豊川市の知人宅に奉公人として預けられた。仕事はすれど、なにも面白いことがなかった。そんな時、FMラジオからサンハウスと言う、強烈なギターとボーカルが聴こえてきた。デビューアルバム「有頂天」の販売促進の営業オンエアだった。間借人なのでオーディオ機器もなく、小型のラジカセだけが耳を潤してくれてた。名古屋のどこかのデパートのサテライトスタジオで収録されたサンハウスの演奏がオンエアされるとをラジオが言ってた。それを忘れずにエアチェックしてカセットテープに録音することができた。ローリングストーンズは中学生時代にかなり聴いてたんで、鮎川誠のギターリフがキース・リチャーズを彷彿するかのように聴こえてたのを今でも覚えてる。面白くない人生が少し動いた瞬間でもあった。
時は一気に飛び越え2014年3月8日、場所は東京ドーム。ローリングストーンズのライブ。それにいきなりゲスト出演したのが布袋寅泰。もちろん布袋もすごい。だけど、ローリングストーンズを愛してやまないギターリストと言えば鮎川誠だ。布袋ほどにワールドワイドな活動をしていれば、もしやの共演もあったかも知れないと、その時思った。
そんな鮎川誠を悼むとしよう。
テレビ時代劇「鬼平犯科帳」のエンディングロールで使われてたGipsy Kingsの「Inspiration」をウクレレでどこまで弾けるだろうかと急に思い立って、チャレンジしてみたのが夏の終わりのこと。とにかく難しかったけど、耳コピ目コピをいろいろ駆使して、1ヶ月ほどで形なった。コピーの作業中に新しい発見がいっぱいあったのは楽しかった。
自分のライブラリには「Volare」「Inspiration」「Djobi Djoba」などの代表曲が収録されてるアルバム「Gipsy Kings」「Mosaique」の2枚しかなく、いかにも俄かファンであったことは否めない。それも数十年間もね(笑)
それはさておき、先月ウクレレ合宿の帰り道に一緒に行ったヨネちゃんと、この2枚を3時間もヘビロテ。特に印象深く残った曲が「Liberte」。旅の終盤はこの「Liberte」を数回リピートする始末(笑)「Liberte」を奏でるTonino Baliardoのギターが旋律がたまらなく強く美しく、そして悲しい。メジャー・スケールからマイナー・スケールに変わるところなんてたまらんね。マジにGipsy Kingsのファンになろうとした瞬間でもあった。日本じゃ某ビール会社のCMに使われてるから、陽気なおじさんバンドに見られがちだけど、ちゃんと陰陽を持ち合わせた南フランスのおじさん達(年齢はオレと変わらないけど)なんだよね。
11月の終わり頃からアルバムを買いあさり始めた。すべて中古CDではあるけど、、、。それが今日全てのオリジナルアルバム(ライブ盤以外)12枚が揃った。それも日本未発売のアルバムも4枚含めてだから、我ながらよく頑張ったかな(笑)
まだ全曲熟聴したわけではないけど、どれも素晴らしいと言える。もちろんNicolas Reyesの歌物も良いが、Tonino BaliardoがNicolas の歌唱に絡むイントロやカウンターメロディー的に繰り出されるオブリガードは秀逸。その中でも一番外せないのがインストゥルメンタルだ。インストものだけでも40曲は超えるわけで、、、。ハンガリアン・スケール(音階)などから繰り出される、旋律の全てが南フランスやスペインの香りを鼻ではなく耳で感じることができる。
自分の音楽史の中で1位2位を争うんじゃないかと思う旋律が、アルバム「Love and Liberte」に収められてるタイトル曲「Love and Liberte」だろうな。つい此間この曲を初めて聞いた時、数年に一度あるかないかの衝撃を受けた、と言うか一瞬にして恋に落ちてしまった。
抽象的な話になるけど、旋律に恋をするたび、もしその曲に扉があるならば、その秘密の扉を開けて、その旋律の中の景色を見てみたいと。その旋律への片想いの恋は扉を開けることで成就するのではないかと、子供の頃からずっーと思ってた。あるはずのない、その扉を半世紀以上探し続けてる間抜けな男ではあるが、、、。
この冬はじっくりとGipsy Kingsの熱い「旋律」を楽しみたいと思う。
天文学的なことは全くわからない。サーフィンをしてるから月は意識するけど、どちらかと言うと月の満ち欠けによる潮の満ち引きが気になるくらいで、、、。
中秋の名月や十五夜お月様、スーパームーン/ピンクムーン/ブルームーン 名前は知ってるけど、定義なるものをよく知らない。で、いろいろ調べてると面白いことに気づいた。ブルームーンって同じ月に満月が二度ある二度目の満月を「ブルームーン」って言うらしく、昔は二至二分(夏至冬至春分秋分)各季節に稀に四度満月がある場合の三度目がブルームーンって言ってたらしい。で、実際は青く見えない(空気中の塵や埃に影響して月が青く見えることもあるらしいけど、それをブルームーンとは言わない)ピンクムーンは名前の通りピンクっぽく見えるけど。
ブルームーンが見れるのは50年で約24回ほど、だから2年に1回程度の確率なんだって。満月から満月までのサイクルが29,5-----日だから2月にはブルームーンがほぼないってことがわかる。逆に31日ある月は可能性が高いのか、、、。ブルームーンに関しては国や宗教で考え方も違うけど、わりと良い捉え方のほうが多い。めったにないことだからね、願い事が叶うって捉えてるのがもっともポピュラーかな。
来年2023年に見れるブルームーンは8月31日オレの誕生日だって、なんか嬉しいじゃないか。それもスーパームーンと同時らしい。いまから願い事を考えとこ(笑)これを見逃すと2026年までないらしく、その次が2029年だとさ。
前置きはここまで。調べてるうちに無性にブルームーンの絵を描きたくなったから、オレなりの解釈とタッチで描いてみた。これで毎日願いが叶うかも(笑)
あと、潮の満ち引きを題材にしたものとピンクムーンも描いてみた。
誰が唄う「Blue Moon」を聴こうかな。
中学1年生だったと思う。今は亡き友達とこの映画を観に行った記憶がある。世界中で大絶賛された「ゴッドファーザー」興業記録を塗り替えるなどなど、、、当然アカデミー賞も多々受賞。観たはいいけど日本の中学生には理解しづらかったことも記憶にある(笑)その後、テレビ放映やレンタルビデオ、DVDなどなどで10回以上は観たと思う。観るたびにこの映画の素晴らしさに気付かされて、結果この映画の大ファンになった。
先日らい「トップガン・マーベリック」を映画館に3回観に行った。「トップガン」でマーベリックの盟友役を演じていたグースの息子役のマイルズ・テラーがすごく良かった。先に「セッション」「オンリー・ザ・ブレイブ」観てたのもあってすごく惹かれる役者だった。
加入しているサブスクリプションの U-NEXTで彼を検索すると面白いものがみつかった。
今年が「ゴッドファーザー」初上映から50周年らしく、それの言わばスピンオフ・ドラマが本国アメリカで制作・放映されてたみたく、それが今年の夏から日本(U-NEXT)でも観れるようになってたのに気づいたのがつい先日マイルズ・テラーを検索したから、、、。
「ゴッドファーザー」がどのように作られていったのかを描いてる、60分ものが全10話。この映画について知ってるのはマーロン・ブランドが撮影当時48歳だったとか、ほっぺたにティッシュを詰めてたことしか知識がなかったから、このドラマはファンにはたまらなくて、半分は脚色されてたとしても「ゴッドファーザー」の製作過程の史実が垣間みれるのは楽しかった。ドラマを観終わったあと、すかさず「ゴッドファーザー」も観た(笑)
友達とこの映画を観てから50年も経ってるのに、ついきのうのようにしか思えない。
前回の投稿の『片岡義男とオレ』のその後、興味のあるタイトル(小説)を手当たり次第読んでみた。今現在発刊されてるのは小説だけでも626冊、エッセイや書評を加えると全部で2000冊弱。
若い頃、読んでたのは発刊順で100番前後の物が多かった。その頃もタイトルに惹かれて読んでたことを記憶している。
いろいろ読み進めてくうち、すごく面白い仕掛けに気づいた。それがこの2冊の『波が呼ぶんだよ』と『水平線に時を読む』発刊ナンバーが 85(1980年初出)と377 (1993年初出)となる。サーファーや海好きなら必ず読みそうなタイトルに間違いない。『波が呼ぶんだよ』(短編)を先に読んだから、この面白い仕掛けに気づけたのはラッキーだった。ここではその仕掛けをあえて書かないけれど(面倒くさいから(笑))、、、。
物語は淡々と進んでいく、とりわけクライマックスがあるわけでもなく、感動もしないのだけど、心の中が静寂に佇む、感じが得られた。