2022年10月10日月曜日

マイルズ・テラーを検索したら

 中学1年生だったと思う。今は亡き友達とこの映画を観に行った記憶がある。世界中で大絶賛された「ゴッドファーザー」興業記録を塗り替えるなどなど、、、当然アカデミー賞も多々受賞。観たはいいけど日本の中学生には理解しづらかったことも記憶にある(笑)その後、テレビ放映やレンタルビデオ、DVDなどなどで10回以上は観たと思う。観るたびにこの映画の素晴らしさに気付かされて、結果この映画の大ファンになった。

先日らい「トップガン・マーベリック」を映画館に3回観に行った。「トップガン」でマーベリックの盟友役を演じていたグースの息子役のマイルズ・テラーがすごく良かった。先に「セッション」「オンリー・ザ・ブレイブ」観てたのもあってすごく惹かれる役者だった。

加入しているサブスクリプションの U-NEXTで彼を検索すると面白いものがみつかった。

今年が「ゴッドファーザー」初上映から50周年らしく、それの言わばスピンオフ・ドラマが本国アメリカで制作・放映されてたみたく、それが今年の夏から日本(U-NEXT)でも観れるようになってたのに気づいたのがつい先日マイルズ・テラーを検索したから、、、。

「ゴッドファーザー」がどのように作られていったのかを描いてる、60分ものが全10話。この映画について知ってるのはマーロン・ブランドが撮影当時48歳だったとか、ほっぺたにティッシュを詰めてたことしか知識がなかったから、このドラマはファンにはたまらなくて、半分は脚色されてたとしても「ゴッドファーザー」の製作過程の史実が垣間みれるのは楽しかった。ドラマを観終わったあと、すかさず「ゴッドファーザー」も観た(笑)

友達とこの映画を観てから50年も経ってるのに、ついきのうのようにしか思えない。

          





2022年9月22日木曜日

読書、その後

 前回の投稿の『片岡義男とオレ』のその後、興味のあるタイトル(小説)を手当たり次第読んでみた。今現在発刊されてるのは小説だけでも626冊、エッセイや書評を加えると全部で2000冊弱。

 若い頃、読んでたのは発刊順で100番前後の物が多かった。その頃もタイトルに惹かれて読んでたことを記憶している。

 いろいろ読み進めてくうち、すごく面白い仕掛けに気づいた。それがこの2冊の『波が呼ぶんだよ』と『水平線に時を読む』発刊ナンバーが 85(1980年初出)と377 (1993年初出)となる。サーファーや海好きなら必ず読みそうなタイトルに間違いない。『波が呼ぶんだよ』(短編)を先に読んだから、この面白い仕掛けに気づけたのはラッキーだった。ここではその仕掛けをあえて書かないけれど(面倒くさいから(笑))、、、。

 物語は淡々と進んでいく、とりわけクライマックスがあるわけでもなく、感動もしないのだけど、心の中が静寂に佇む、感じが得られた。





こんな仕掛けがあるとなると、発刊順に読まないと、、、よわったな(笑)





2022年8月30日火曜日

片岡義男とオレ

書きたいことがいっぱいある、、、。とりあえず「片岡義男 」書いとこ。

20代は半ば過ぎまでは波乗りとオートバイに没頭していた。そのおかげで片岡義男の小説に出会った。少し音楽の影響もあって、22~23歳に30冊から40冊くらいは読んだだろうか、、、。

お盆に紀伊半島を自転車輪行旅をした際に、仲間のヨネちゃんと片岡義男の話になった。いろいろ話してると無性に片岡作品を読みたくなった。とは言え、手元には一冊も残ってなくて、本を買おうかと悩んだけど直ぐに読みたかったので電子書籍にした。とりあえず昔読んだタイトルを4冊をデジタル購入。うっすらとストーリーは覚えてるものの、おのおののストーリーがちゃんぽんになってたりして、読み進めてくのが楽しかった。それよりも40年の歳月を経て読み返すと、当時読んでた心持ちとはかなり違って感じたことがなによりの収穫でもあった。

もともと読書がそんなに好きなわけでもなく、波乗りとオートバイが好きで読んでたわけだから、、、。オートバイを描写するのに固有名詞は出てこず、排気量だったり、エンジンやエグゾースト音のディテールが表現されてて、それだけでバイクの固有名詞がすべてわかった。また、一つの波に乗るまで何十ページも割いて書かれてることには、ちょっとウンザリすることもあったけど、今はそれくらいのペースがちょうど良く感じたりもする。とりわけ気に入ってるのが男女の距離感、男女と言うよりは彼と彼女って言ったほうが「片岡義男」っぽいかな(笑)

片岡義男を読み漁ってた頃と何が違うんだろうって考えたけど、オートバイが自転車に変わったくらいで大きな変化はないが、いまだ波乗りも音楽もずっと現役でいられてるしね。しいて書くなら、彼と彼女の距離感はなくなった(笑)下戸ながらもビールの話には酔えたりもするし(笑)コーヒーが飲みたくなるのはずっと変わらない。

片岡義男と言う物書きに憧れてるわけではなく、小説に登場する人物達の思考や志向のそれぞれが好きなのだと、、、。そして秋の夜長は夏の終わりに始まった、すでに9冊読み終えた(笑)

追記:Amazon Kindleで電子書籍を買ってたら割と高く付いたんで、片岡義男.comに1万円払ってプレミアム会員に登録したら全書籍未来永劫読み放題になった。さらにTシャツと片岡義男の盟友 佐藤秀明の「lonesome cowboy」の素晴らしい写真集が送られてきた。



2022年7月4日月曜日

曲線(カーブ)

アートをやり始めてからまもなく3年。

ジャクソン・ポロックを真似てやったのが最初で、その後アクションペインティングやポーリングアート(流体アート)に夢中になって、なにげにいっぱい描いた。               

そんな中、岡本太郎先生の「太陽の塔」に代表される彼の曲線の描き方に心惹かれた。なんどもなんども繰り返し、その曲線を描いてはみるが納得いくものが描けない。      それが当たり前なのはわかるが、近づくどころか逆にどんどん遠のいてるとも感じる。    

そんなこんなで、今年の春先に筆を使って、自分のテーマでもある「S字カーブ」をいろいろ描いてみた、コレが意外にも楽しかった。5月に投稿した記事にあるように、コピー紙の横を見ることでたくさんのヒントが得られた。太郎先生とはかけ離れてるけど、楽しく描けてるから良しとしよう。

とは言え太郎先生の曲線はこの先もずーっと描き続けるであろう。

まずは完成品

なにげにスケッチブックに描いてみる、5分ほどで描けた。
B4サイズのスケッチブックをA3に拡大コピーして、カーボン紙を使って画面に転写。

周りの余白に延長の線を感覚的に入れる。
あとはイメージを塗り絵的作業で。
大体のカラーイメージは出来てるので、どんどん塗り絵を進める。

一番、入れたかったウクライナカラーを右下に。
ほとんどがフリーハンドで塗るけど、カーブを印象づけたいところはテープを使って。
途中、マイナーチェンジも数回。
作業が進むほどに難度が上がる。
最後のマイナーチェンジ。
そして完成。
タイトル「チンとポコ」(笑)

2022年5月6日金曜日

オモテデモナクウラデモナクヨコ

 世の中には表と裏がある。それは硬貨など形があるもの、また本音と建前のように形のないもの。その他いろいろ。

例えばコピー紙に裏表があるけど、その側面を見ることはまずない。そのコピー紙の側面は字も書けないしなにも見えない、でもそのなんとなく見た瞬間のカーブしてる曲線の美しさだったりいびつさががヒントになることが良くある。嘘みたいな本当の話ね。

言葉として「その側面を捉える」とかよく使われるけども、実際には側面を捉えるのではなく「表側」「裏側」の「側」を見てるだけの体裁のいい言葉として使われてるような気がする。

このブログで過去に音楽的な意味で「サイドマン」の記事を書いたことがある。実際にこのサイドマン達の仕事のほとんどはメインの演奏を支えるバッキングをしている。「バッキング」と書けば完全な裏側である。しかし優秀なバッキングが出来るプレイヤーだけがサイドマンと呼ばれる人になれると信じてやまない。横にいると表裏同時に見えてるから、この立ち位置を利用して表側が薄くなったら、そっちに加勢して、厚くなる前にシレッと裏側に戻ってバランスを取る。

音楽的なサイドマンではないけど、知り合いにサイドマンって呼びたくなる人が数人いるんです。そして彼ら彼女たちのサイドマン的なところをさらにサイドから見るともっと素敵なんです。

ちょっとひねくれてる見方だけど、いろいろなものの見え方が違ってくる。この感じが今の自分に丁度いいのだ。だからスポーツも音楽もアートも横からのアプローチが楽しい。まだほんの一部しか見えてないから、この先のことを考えるとすごく楽しい。違った意味での「下手の横好き」ではあるが(笑)

「オモテデモナクウラデモナクヨコ」こう書くと、おまじないにしか見えない(笑)




2022年2月3日木曜日

奏でるスキー

 今冬はスキーに没頭している。雪がいっぱい仕事が暇、条件揃いすぎ(笑)

60歳も過ぎると結構キツいこともあるけど、ま、なんとか出来ている。


若い頃ブルースギターに傾倒してて、曲のkeyだけを決めれば、あとは自由気ままにアドリブプレイをするわけで、でも自分のワンパターンさにガックリくることあれば、新しいフレーズを見つけて歓喜することもある。後者は圧倒的に少ないけど(汗)


テレマークスキーの自由な感覚がブルースやジャズのセッションに近いと思う。kyeがその時与えられたスロープやゲレンデだとすれば、滑る道具はギターだったりベースやピアノなのかな?好きな楽器(スキー道具)で時にはセンターでプレイしたり、サイドで超かっこいいバッキングフレーズ奏でる。ただ皆んなが、同じフレーズやアドリブを弾くこと、それは一番つまらないことでもある。カッコいいアドリブもあればいまいちピンとこないものある、そんな感覚を大事にしながら滑りたいものだ。


昔はゲレンデに綺麗なシュプール描くことが好きだったけど、今は自由を奏でながら滑りたい。シュプールはその残響音みたいな感覚になってきたかな。


この年齢までスキーができてることに感謝しかない。



2021年12月2日木曜日

1970

 11月はブログを更新できなかった。

1970年大阪で万博が開催された。小学5年の時だった。家族で見に行ったのは鮮明に覚えている。万博の象徴の「太陽の塔」を見て初めて岡本太郎の名を知る。芸術家として初めて覚えた名前だったと思う。その頃、アートの世界に全く興味がなかった。ちょっと興味が出たのは中学生になってローリングストーンズの'71発売のスティッキー・フィンガーズのジャケットデザインをしたアンディ・ウォーホルを知ってからのこと。

岡本太郎に関する著書を読んだこともないし、彼のことは詳しくはわからないけど、惹かれ魅せられる人だ。昔、なにかの記事で彼が46歳からスキーを始めたことを知る。それがすごく嬉しかった。

去年からアートまがいのことをやり始めた。悪戦苦闘と試行錯誤しながらも楽しい時間を過ごせてたけど、ふと岡本太郎のことを思い出してネットでいろいろ調べてたら、いろいろな作品を見てるうちに彼特有の線の描写に心を奪われた。さっそくその線を真似てみたけど、かなり掛け離れたものにしかならない。そんなことを繰り返しているうちに、一枚の写真が目に入った。それが上半身裸のパンツ一丁で手にはパレットナイフを握り締めスキー滑走のアンギュレーション(外向傾)を取ってる、この写真を撮った時はかなりスキーにのめり込んでたんだろうと、その気持ちまでが伝わってくる、いい写真だった。


今年1月の大雪のとき、その写真をモチーフに絵具を流し込んでみた。流体アートは一発勝負、なかなか納得のいくものにはならないけど、なぜかそのときはうまくいった。その後、幾度も樹脂モルタル塗り込み色付けをして枠を造作、そこにエポキシ材を流し込んで72時間。外枠を解体して縁を処理してようやく完成したのが7月だった(笑)








この絵のタイトル「46歳からスキーを始めた太郎へ」

自分の原点が1970年にあったことがわかっただけでも嬉しい。ありがとう太郎。